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ロゴマークは価値ある資産。ブランディングの軸(コンセプト)はロゴデザインのプロセスで考えるのが最適な理由。

  • 更新日 2018年4月2日
  • 著者 PLUS DESIGN / Nobuyuki Hiroe PLUS DESIGN / Nobuyuki Hiroe
  • カテゴリー ブランディング
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blog-icatach-20160817

ロゴマークやそのデザイン過程、そしてブランディングへの活用について、どんな印象を持ってどんな考え方をしていますか?

クラウドソーシングなどを用いて、とても安価にロゴマークなどのデザインを依頼できたり、行政や企業で無料に近いコンペが様々に開催される時代ですが、ロゴデザインをメインに活動するデザイン事務所として思うところを書いてみようと思います。

ちなみに念のために言っておきますが、安価な制作サービスや無料コンペにもメリットや意味はあると思っているので、それらの批判ではありません。

あくまでも「ブランディング」という視点で「ロゴ」をデザインする意味と、その「価値」について、個人的に思うところを綴っています。

※長い文章なので、見出しごとのリンクを貼っておきます。

  • ロゴマークは資産
  • ブランディングとはロゴやデザインのことではない
  • ロゴマークに持たせることができる機能
  • ブランディングの軸(コンセプト)はロゴデザインのプロセスで考えるのが最適な理由。
  • ロゴ制作の予算感と安価に制作する方法について
  • まとめ 〜伝えたいこと〜

ロゴマークは資産

僕はロゴマークは「資産」だと思っています。

世の中に様々なデザイン制作物が存在する中で基本的には滅多に変更することはなく、会社・お店・事業または製品・サービスの「顔」として長期的に人々の目に触れていくものです。

例えば名刺や封筒をはじめショップカードや看板などの基本的なツールはもちろん、チラシやパンフレットなどの販促ツールから最近ではWEBサイトやSNSに至るまで多くの媒体やメディアで幅広く活用していくものです。

企業の会計でも車やパソコンなど「資産」となるものは、価値によって耐用年数が定められて毎年償却されていきます。

ではロゴマークのデザインはどうでしょうか。

もちろん経費として計上されてそれで終わりだと思います。しかしここで伝えたいのはあくまで「ロゴに対する考え方」です。

先に書いた通りロゴマークは長期的に様々に活用されるものです。会社・お店・事業または製品・サービスとして「コンセプトや伝えたい印象」など方向性が変わらない場合は、そこに「価値」があるものだと思います。

実際に多くの企業やサービスが長年に渡り同じロゴマークを使用することで、すぐに認識できて変わらない「ブランド」として存在しています。また時代に合わせた変化が必要な時は、同じブランドとして認識してもらうために、軸がぶれないように上手にマイナーチェンジをしています。

逆に言うと「長い時間をかけて浸透させるべきもの」でもあると思います。強いブランドになるとマイナーチェンジの度によりシンプルに変化しています。

appleは昔は「apple」の表記があったり、虹色のリンゴマークでしたが、今はシンプルなリンゴのシルエットです。またスターバックスも「coffee」や「starbacks」の文字表記があり、人魚のモチーフも複雑でした。

blog-siryou-20160817

強いブランドになったからこそ、できるマイナーチェンジですね。

さて話を元に戻すと、長期的に使用することが前提ですので、新規で作ったり変更するのは主に下記のような時ではないでしょうか。

  • 起業・開店・開業する時
  • 事業コンセプトや方向性を変更する時
  • ブランドを意識した経営を始めようと考えた時
  • 周年などを期に思いを新たにコンセプトを再考する時

要するに何かをスタートさせる時です。それ以外ではなかなか新しく作ることはありません。

そして最低でも10年〜20年はずっと、名刺や封筒をはじめショップカードや看板などの基本的なツールはもちろん、チラシやパンフレットなどの販促ツールから最近ではWEBサイトやSNSに至るまで多くの媒体やメディアで幅広く活用されるのです。

そういう意味では長期的に価値を持って活用するロゴは、まさしく「資産」ではないでしょうか。

僕はそう考えています。

ブランディングとはロゴやデザインのことではない

ちなみにデザイン業界でブランディングといえば、CI(コーポレートアイデンティティ)やVI(ビジュアルアイデンティティ)に代表される、ロゴマークを起点とした視覚的な統一を意味することが多いです。

でもブランディングとはロゴやデザインのことではありません。

それ以前に事業や商品の方向性をきちんと定めた「コンセプト」があり、そこからそのコンセプトにあった採用だったり、出店計画だったり、接客対応だったり、広告媒体だったり、すべての経営に関係する事項を「コンセプト」という軸に照らし合わせて決定していくことです。

視覚的な要素だけでなく、事業やお店を伝える行動や場所の雰囲気などのすべてが機能してこそ「ブランディング=ファンづくり」につながるのです。

  • 採用する人の雰囲気や能力
  • 接客時の言葉遣いや立ち居振る舞い
  • 連絡の取り方
  • 飾るべき植物や花
  • 従業員の服装
  • 使うべき宣伝媒体

など、あげればキリがありません。

その一部が視覚的な部分のブランディングであって、ロゴだったりデザインだったりするのです。

そしてブランディングとは「〇〇と言えば●●」と、ある分野において圧倒的に認識されている会社・お店・事業または製品・サービスのことだと思います。

究極はその製品やサービスについている「ロゴマーク」を見るだけで安心して購入してもらえたり、ファンとして購入してもらえるレベルのものです。

ただそれは、視覚的な部分だけでなくあくまで接客態度などを含めた総合的なものなのです。

ロゴマークに持たせることができる機能

ロゴマークは様々な機能と力を合わせ持っています。

  • 目印機能 → 会社や事業を認識するアイコン(目印)としての力
      文字情報ではなく、「マーク=記号」として視覚的に認識してもらうことで、ロゴマークはお客さまに覚えてもらうための目印となります。戦略的に使用することで、「なんか見たことある」、「あ〜、あのお店か!」など、少しづつ覚えてもらうことができます。
  • イメージ伝達機能 → 会社、事業、商品の「らしさ」を伝える力
      マークにはターゲットとなるお客さんに向けた「らしさ・雰囲気」を込める必要があります。「高級感あるな〜」「なんかおしゃれ」「安そう〜」「体に良さそう」など、パッと見たときのイメージを的確に伝えることができます。ナチュラルな雑貨を扱っているのに、ポップなマークでは、「思っていたのと、違う。」と思われてしまいます。求めるお客さんに向けた「らしさ」をきちんと表現することが大切です。
  • イメージ統一機能 → 会社、事業、商品の「らしさ」を統一する力
      名刺やショップカードをはじめ、チラシやDMでも、ロゴを起点として統一したイメージでデザイン・制作することで、常にターゲットに対して的確に情報を伝えることができます。高級感、安心感、優しさ、お手軽さなど、伝えたいことを長期的に統一して発信することが大切です。
  • 理念想起機能 → 経営者や従業員などに理念や想いを想起・浸透させる力
      ロゴマークを一番多く目にするのは経営者自身です。看板や名刺などで、毎日のように見ることでしょう。経営者が壁にぶちあたったとき、判断に迷ったときなどに、そこに込めた想いを思い出すことで、決断をくだすための軸となります。
      きちんと道しるべとなるような想いを込めておくことが大切です。
  • 団結力創造機能 → チームの一員・仲間として団結力を生み出す力
    名刺などはもちろんですが、制服やユニフォーム、バッジなどを身につけることで、そこで働く人や関わる人が団結力をもち、同じ方向を向くことができます。仲間意識を創造するために是非利用するべきです。

これらの機能をロゴに持たせるためには、やはり軸となる「コンセプト」が必要です。

ブランディングの軸(コンセプト)はロゴデザインのプロセスで考えるのが最適な理由。

今まで書いてきたようにロゴマークは価値ある資産であり、様々な機能があります。

そしてその機能をロゴに持たせるためには、軸となる「コンセプト」が必要です。

具体的には、プラスデザインでロゴを作る時は「顧客ターゲットや提供する商品、そして顧客の得られるベネフィット」を明確にすることから始めます。

特に個人事業や中小企業の場合はこの「コンセプト」が不明確な場合も多いので、とても重要なプロセスだと考えています。

ロゴをつくることは、視覚的な世界観と判断基準をつくること

ロゴは顔であり、心です。
ロゴをつくるということは、事業やお店のコンセプトをきちんと定める必要があります。

つまり、創り上げていくプロセスの中で、

  • 視覚的な要素=世界観や雰囲気を伝える
  • 判断基準=意思決定や行動の基準

が出来上がっていきます。

そうすることで事業やサービスの「軸」が定まり、下記のような効果が生まれます。それが「ブランディングの軸(コンセプト)はロゴデザインのプロセスで考えるのが最適な理由」です。

ロゴからはじめるイメージ&ブランドづくりの効果

  1. 視覚的に統一された「ブランディング=ファンづくり」がスタートできる
  2. 視覚的には、ロゴを軸とした展開を貫けば良い。
    その結果、その時の感覚で判断して、統一感を欠くことがなくなります。

  3. ブランディングに欠かせない判断基準が明確になる

経営的には、ブランドメッセージという軸を基準に、それに合うかどうかを判断すれば良い。
悩む時間が削減できるとともに、向かうべき方向に確実に進むことができます。

ロゴ制作の予算感と安価に制作する方法について

ちなみに先にも書きましたが、新規で作ったり変更するのは主に下記のような時です。

  • 起業・開店・開業する時
  • 事業コンセプトや方向性を変更する時
  • ブランドを意識した経営を始めようと考えた時
  • 周年などを期に思いを新たにコンセプトを再考する時

要するに何かをスタートさせる時です。それ以外ではなかなか新しく作ることはありません。

ちなみにプラスデザインにご依頼頂く案件は、

  • ブランドを意識した経営を始めようと考えた時
  • 周年などを期に思いを新たにコンセプトを再考する時

がとても多いです。

事業やサービスをブランドにする必要性に気づき、行動を起こした時が多いという感じでしょうか。

その次が「起業・開店・開業する時」です。
この場合は(1)きちんとブランディングを意識されている場合と、(2)ただ綺麗なマークが欲しい場合とに分かれます。

(2)の場合は予算感が合わない場合も多いので、ロゴを作ることとそのプロセスの重要性、そしてそれにかかるコストを説明させてもらいます。

そしてそれでもやはり予算感や目的が合わない場合は、安価でロゴを作れるサービスなどを紹介する場合もあります。

対面でコンセプトづくりからきちんと関わろうとすると、打ち合わせやコンセプトワークにかかる時間コストも膨大になります。また資料代や書体の使用料金、比較検討のためのプリント代など、お客様に見えないコストも結構かかっています。

なので、もちろんご依頼頂く全体ボリュームや予算、そして考え方などによって相談に応じながらではありますが、きっと一般的に思われている予算感より高くなることが多いです。

ちなみに参考までに安価でロゴをデザインする方法として、クラウドソーシングというサービスを紹介しておきます。

ランサーズやクラウドワークスが有名どころですが、ロゴデザインなら3万円〜10万円くらいでコンペを開催できます。そして提案された中から気に入ったものを選ぶ形になります。

ただインターネットを通じたサービスですので面と向かってコンセプトワークをしたりといったことはありません。

そのあとに制作していくツールや長期なブランディングのことを考えるとデメリットは多いかと思いますが、安価で綺麗でデザイン的に気に入ったものを求めるのならば、とても良いサービスだと思います。

まとめ 〜伝えたいこと〜

いかがでしょうか。あくまでも「ブランディング」という視点で「ロゴ」をデザインする意味と、その「価値」について、個人的に思うところを書いてみました。

僕が伝えたいことは主に下記の通りです。

  • ロゴマークは価値ある資産であること
  • ロゴマークには様々な機能を持たせることができること
  • 様々な機能を持たせるには軸となるコンセプトが必要だということ
  • ロゴからはじめるイメージ&ブランドづくりには効果があること
  • ロゴをしっかり作ろうとすると思った以上にコストは掛かるということ
  • ブランディングの軸(コンセプト)はロゴデザインのプロセスで考えるのが最適だということ

以上

長い文章を読んで頂き、ありがとうございました!

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